「好きです、結婚してください」
もし知らない人に急に告白されたらどうしますか？
まずびっくりするでしょう。怪しいと疑うかもしれません。
広告も同じことだと思うのです。

広告をつくるというと、「どんなキャッチコピーで、どんなビジュアルにするか」
ばかりに目がいってしまいがちになります。
ところがいちばん大事なことは、
「クライアントや商品の良さはどこにあって、何を伝えるのか」という
柱の部分ではないでしょうか。いわゆる“コンセプト”です。

たとえばわたしたちがお医者さんだとします。
クライアントは、患者さんです。
診断して（打ち合わせをして）、薬を渡す（表現をご提案する）ことは簡単です。
ただ、それはあくまでも一時しのぎに過ぎません。

そもそも長所は何か、短所は何かをはっきりさせ、
どこに問題があるかを洗い出します。
次にめざすべき理想像を設定します。
それを実現するためには、どんなターゲットに
どんなコンセプトで打ち出せばいいのかを考え、表現を生みだします。

広告をつくって納品したら終わり、という関係性ではなく、
理想像に近づくために、体質改善、生活改善まで一緒にお手伝いしたい。
それがわたしたちの仕事のスタンスです。
ひとつの仕事が終わるたび、みんなが感情や成功を共有できる、
広告制作の時間と成果を提供できる会社でありたいと願っています。

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